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こんにちは!
かぼちゃです。

結論から言うと、
僕が読書するときは線引きしません。

なぜかと言うと、
線引きしても覚えた
気になるだけ
だからです。

僕自身、読書が好きで
かれこれ10年以上は読んできたんですが
線引きして知識が身についたことは
恐らく1回もありません。

目次

線引きしても覚えた気になるだけ

基本的に本は1回読んだだけで
覚えられません。

僕は最低でも5回くらいは同じ本を
読み返しています。

その読み返しの際に
線引きしてある箇所をみると、

「ここは、この前覚えたな!よしOK」

とか思ってしまうんですよね。

いやいや全然OKじゃねーから。

線を引いただけで何満足して
やがるんだコイツ。

と昔の僕に言いたいですね笑

本を開けば確かに
ここ重要だなとは
思うんですが、

線を引いた場所を見返さないと
思い出せない状態って意味ないんですよね。

僕は本の内容は
何も見なくても思い出せる
レベルじゃないとだめだと思います。

そうじゃないといざという時
すぐに使えないし、
いちいち調べなおしてたら
時間も無駄にかかってしまいます。

よく、インターネットでいつでも
調べられるから覚えてなくてもよくねえ?

とか言う人いますけど、
僕はそれ間違ってると思います。

知識ってのは組み合わさると
すごい相乗効果を発揮します。

ネット上には確かに膨大な情報が
転がってます。

検索すれば知りたい答えは
大体みつかりますよ。

しかし、その知識は所詮
バラバラな点でしかないんですよ。

つまり浅いわけです。

もっともっと深海の奥深くまで
知識は掘り下げないと
思考のレベルは上がりません。

知識を掘り下げるためには
ある程度の暗記のストックは必要な
わけです。

知識と知識を組み合わせるには
以前学んだ知識をいつでも引き出せる
ようにしてないといけませんからね。

自分の頭は知識を合成する
ミキサーです。

ただその素材となる知識が
ないと合成もへったくれもありません。

むなしくから周りするだけです。

ちょっと話が横道にそれましたが、
つまり線を引いたからと言って
知識が頭に入っていかないと意味ない
わけです。

それに僕の場合は、線を引くと2回目以降
見づらくなって読む気が失せます。

そうなると本を読むハードルが上がり
読書するのがめんどくなってしまうんですよ。

特にカラフルなボールペンで
線を引きまくると確かに目立ちますが
目が疲れます。

本は先ほども言った通り
読み返さないと覚わりません。

僕の頭が悪いだけかもしれませんが、
一回読んだだけで全て暗記できる人って
すごく少ないと思います。

天才なら可能かもしれませんが、
人間の脳はもともと忘れるように
設計されてますからね。

もし忘れる事ができなかったら
脳みそがパンクしてしまいます。

忘れないためには
繰り返し覚えるしかないんですね。

そのためにも本はなるべく
読みやすい状態にしておいた方が
いいと思います。

大事な箇所はメモるべし

でも、線を引かないと覚えたいところ
忘れちゃう・・

目印代わりに線を引いている人は
そう思うかもしれませんね。

確かにいちいち覚えたいところを
探すのも手間ですね。

そういう時は
メモを取りましょう。

メモってすごい便利ですよ~。

小さな手帳とかに、
覚えたいところをメモって
おけば外出先の隙間時間とかにも
さらっと復習できますからね。

でも、全部メモるのは
大変ですよね。

なので、なるべく単語レベル
覚えましょう。

例えば、
僕は最近行動経済学の本を
読んでるんですが、

・アンカリング効果
・プロスペクト理論
・サンクコスト

とか専門用語が出てくるんですよ。

この単語をメモ帳に書いて
暗記しておくわけです。

これなら楽でしょー?

そして、この単語って
どういった意味だっけ?

とその内容を思い出す
わけです。

この思い出すって
作業めちゃくちゃ大事なんですよ。

知識を思い出そうとする
行為ってすごく頭を使うわけです。

そして、頭を使って記憶を呼び起こすと
すっげー忘れにくくなります。

頭の中で、
う~ん・・う~ん・・
とうなりながら、

「プロスペクト理論ってなんだっけ・・?」
「あ~、思い出せねえ俺の頭しょぼすぎー」
「確かえーと。。」
「あ、思い出した」
「人は利益よりも損失に強く反応する事だ!」

みたいな感じで頭をこねくりまわした
事は非常に忘れにくいです。

仮にその場では思い出せなくても
後で本を読み返せばOKです。

ただ漫然と読んでいるよりも
その思考したプロセスを経てから読み返した方が
知識も定着しますからね。

ですが、単語をメモっておかないと
何を思い出そうとしているか手掛かりが
なくなるので絶対メモは取った方がいいです。

メモってのは思い出すフックに
なりますからね。

後これはついでなんですけど、
本を読んでふとアイデアが湧いてくる
時もあります。

その時はすかさずメモりましょう。

後になると忘れますから。

まあ、見返してみると
使えねえアイデアも多いんですがね。

それでも自分の頭からせっかく
ひねり出したものなので
メモっておけばいつか役に立つ日が
くるかもしれません。

このアイデアを生み出すのも
暗記のストックが必要なので
最終的にはメモを見ずに使える
レベルにまで持っていきましょう。

本の目的は知識を得る事

当たり前なんですが、
知識が身につかないなら読書する
意味ないです。

線を引くとかマーカーをつけるとか
付箋をつけるとか、
全部手段にすぎません。

そこにばかり囚われて
肝心の知識を得る目的を
忘れてはいけません。

カラフルな本に
仕立て上げるのに夢中になっても
何も得られませんからね。

そして、知識を暗記したら
今度は人に説明できるレベルにまで
落とし込みましょう。

具体的には、
ブログを書いてみるとか
YouTubeでしゃべってみるとかオススメです。

もしくは、
身近な人に覚えた知識を
話てみましょう。

とにかく頭の中に入れっぱなしは
よくないです。

そのまま使わないでいると
脳が重要な情報と認識せずに
いつの間にかすっかり忘れてしまいます。

僕も昔はアウトプットせずに
インプットばかりしていたんですが
その時の知識はほとんど
忘れています。

よく口癖で、

「いつか使う知識かも知れんからとりあえず覚えとこ」

とか言ってました。

いつかじゃねーだろ、今すぐ使えよ。

と今なら思いますねw

アウトプットもするように
なってからは知識の定着は
段違いです。

鉄は熱いうちに打てと同じなんですが、
知識も覚えてすぐに外に吐き出せですよ。

こっちの記事も結構使える知識と思うのでオススメです。
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